早漏の原因は遺伝って本当?

 

「早漏は遺伝する」という説があります。

 

本当に早漏は遺伝するものなのでしょうか。
もしそうなのだとしたら対処方法はあるのでしょうか。

 

 

遺伝は早漏の要因になり得るか?

 

調べてみたところ、
遺伝子と早漏の繋がりに関する科学論文が複数存在しました。

 

まずは、ビックリしたのがこちらです。

 

 

早漏のねずみが存在する

 

「早漏のねずみが存在しており、その原因は遺伝子にある」
という旨の論文がいくつか見つかりました。

 

これには非常に驚きました。

 

ご存知の方も多いでしょうが、早漏の要因としては、
プレッシャー、SEXに慣れていない、オナニーのやり方が良くない、
などがあると言われています。

 

ですが、ねずみの世界には、このような事情はないはずです。

 

ですから、早漏のねずみは、後天的に早漏になっているのではなく、
遺伝子のせいで生まれつき早漏になっていると言えるのです。

 

 

ドーパミン遺伝子と早漏の関係性

 

「ドーパミン遺伝子がおかしいと早漏になる」と、
フィンランドの研究者であるPekka Santtilaさんは語っています。

 

ピストン時間を男性1300名(18〜45才まで)に尋ねて、
さらに遺伝子調査を行ったところ、
早漏の方はDAT1(DOPAMINE TRANSPORTER 1)が異質であるという事が判明しました。

 

DAT1には、ドーパミンを運搬する役目があります。
DAT1がおかしく、
ドーパミンの脳への供給量が足りないと、早漏になるわけです。

 

 

セロトニン遺伝子と早漏の関係性

 

また「セロトニン遺伝子がおかしいと早漏になる」という事が、
ユトレヒト大学(オランダ)によって判明しています。

 

脳の神経伝達物質の一つに「セロトニン」というものがあり、
精神を落ち着かせる働きなどがあります。
(セロトニンが足りないと、メンタル面が揺らいで、うつ病に陥る恐れがあります)

 

男性180名のピストン時間を測り、
「早漏」「早漏でない」に区分したところ、
早漏の人は、セロトニンを抑制する遺伝子が異質だったそうです。
この遺伝子の影響で、いつでもセロトニンが足りなくなってしまっているとの事です。

 

セロトニンが足りないと、交感神経が優勢になる傾向があり、
早漏になりやすいのです。

 

 

現在、この「早漏の引き金はセロトニン遺伝子にある」というのが一番支持されている説です。

 

ドーパミンの生成を抑制する役割もセロトニンにはありますので、
先述の説とも繋がりがあるのではないかと見られています。

 

つまり「早漏は遺伝する」という事が、
最近の研究によって、一定以上に証明されているのです。

 

 

早漏が遺伝だとしたら・・・

 

では、遺伝性の早漏だった時にはどう対処すれば良いのでしょうか。

 

まず、SSRI薬を摂取するという手段があります。

 

セロトニンを多くする作用が、
選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)にはあるからです。

 

元々はうつ病を治すために用いられていたのですが、
最近では早漏を改善するためにも役立てられているようです。

 

先述のとおり、
遺伝子が原因でセロトニンが足りていないと、早漏になりますからね。

 

 

「プリリジー」が早漏を改善するためのSSRI薬としてはポピュラーです。
大手メーカーのジョンソン&ジョンソンが売り出している早漏改善薬です。
早漏を改善する作用があるという事は、臨床テストによってきちんと証明されています。

 

 

ただ、安全度の検証がしっかりとは行われていない事から、
国内や米国では未承認となっています(ヨーロッパでは売られています)。

 

現に、プリリジーに依存してしまう恐れもありますし、
めまいや下痢等の酷い副作用に見舞われる危険性もあります。

 

 

薬に頼らず早漏を治すには?

 

早漏は遺伝であるということが唱えられつつあるとはいえ、
まだ完全に証明できているわけではありません。
もしかしたら嘘かもしれません。

 

早漏は遺伝だからと薬を飲むのは、いささか早急です。
さきほど言いましたように、早漏改善薬は、まだ安全性が
確立していないので、あまりおすすめはしません。

 

薬よりも、早漏対策トレーニングが安全なので
おすすめです。
(こちらの記事にやり方を載せています。)

 

早漏を治すトレーニング まとめ。

 

薬を試すのは、トレーニングをおこなって効果が全くなかった場合で
いいのではないかと思います。